キリスト教は、イエス・キリストが活躍された紀元1世紀にユダヤ(今のイスラエル)で始まります。その後、北アフリカ、中央アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、そして日本へと広まります。日本へ来たのは、カトリック教会が15世紀、プロテスタント教会が19世紀です。プロテスタント教会は、カトリック教会、正教会と共にキリスト教の三つの流れの一つで、16世紀のヨーロッパ宗教改革で始まりました。
プロテスタント教会には多くの「教派」があります。この国立聖書教会は、「日本キリスト改革派教会」という教派に属しています。遠く、ヨーロッパ宗教改革の指導者の一人ジャン・カルヴァンの設立した教派「改革派教会」の流れをくむ教派です。第二次世界大戦直後1946年に設立され、今では日本全体で約200の教会を持ちます。
国立聖書教会は、1969年に米国キリスト改革派教会の宣教師によって国立キリスト教センターとして基礎が置かれて、2006年にキリスト教会としての歩みが始まりました。以来、神さまの祝福を受けつつ、礼拝を守り、キリストによる救いのメッセージを伝える働きを行っています。